こんばんは!今年のファションには色をもっと取り入れたいと思いながら、またモノトーンアイテムを買ってしまった、そらです。
筆者はこのブログをスタートしてから、ファッションに関する情報を重点的に発信しています。
近年はコロナウイルスの影響によって、ファッションに対する考え方や役割が変化してきているのが、多くの方の実際ではないかと思います。
スーツなどのフォーマルでジャストフィットな服を着る機会が減り、家にいることがメインになってくるなど、服に対して求められるのが「リラックス感」などに移って来ていますよね。
そんな中今月に入って、ファッション界にも新たな大きな流れの変化がおきてくるかも知れないニュースがありましたので、ご紹介します。
ニュースの概要
⼤丸松坂屋百貨店、月額1万1880円の衣料品サブスク事業立ち上げ
記載元:FASHIONSNAP.com
⼤丸松坂屋百貨店が、3月中にファッションサブスクリプション型の新規事業を立ち上げる。価格は月額税込1万1880円。「マルニ(MARNI)」など国内外の全50ブランドを取り扱うという。
⼤丸松坂屋百貨店、月額1万1880円の衣料品サブスク事業立ち上げより
サブスクリプション型のサービスは、月額等の定期的な支払いを行いながら、サービスが受けられるもののことです。
有名なところだと、Amazon Prime(アマゾンプライム)やNetflix(ネットフリックス)などが有名ですね。
日常的に使用するサービスがサブスク化されていることが多く、動画系のサービスが多いのが現状と言えます。
ファッションに関するサブスクサービスも徐々に増えている中、今回のような大手小売業の会社による衣料品のサブスク参入は、日本では初めての試みとのことです。
大丸松坂屋といえば、国内に12の百貨店を持つ大手企業であり、取り扱うブランドも非常に多岐にわたっています。
ただ、現在の新型コロナの状況によって、服を実際に店舗に買いに行くことがなかなかできない環境にもなっていることもあり、各社工夫をしながらファッションを楽しんでもらう方法を模索しているんですね。
今回の試みがファッション業界の中で、服の楽しみ方を変えていく流れを作る可能性もありますが、ファッションにおけるサブスクサービスにはどういったメリットやデメリットがあるでしょうか?
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まずは、サブスクリプションサービスによるファッションのサービスが持つ利点を3つ挙げていこうと思います。
今回はあくまで、一般的なファッションサブスクについてであり、かつユーザー側からのメリットに限ります。実際にはサービス提供側のメリット・デメリットもあるのですが、それはまた次回以降にしていきたいと思います(ニーズがあるのかが分かりません、、)。
メリット1.価格が高い服も着ることができる
大丸松坂屋のサービスが実際に使えるようなるのはもう少し先ですが、ニュース記事によれば「マルニ(MARNI)」を始めとした50の国内ブランドを取り扱っていくとのことです。
マルニといえば、5万円以上の価格帯のアイテム取り扱いが当たり前の有名ブランドです。さらに、その他のブランドも、この価格帯のアイテムを要するブランドが複数取り扱われる可能性が高いです。
そのような、買おうと思うと金額的に手が届かなかったアイテムについても、月額を支払っていることによって着ることができるのは大きなメリットですね!
実際にサービスが立ち上がった際に、ブランドラインナップをチェックする価値は十分にありそうです。
メリット2.服のスペースを取らなくていい
サブスクによるファッション系のサービスは基本的に、物の「所有」ではなく「利用や体験」に重きをおいています。
一般的には、着用した服は自分の物になるわけではなく、何かしらのタイミングでサービス提供者に返すことになります。
これによって、自分の手元に服がたまり続けることはなく、収納などのスペースは省スペースで済みます。
現在は車なども購入よりも、必要に応じてレンタルしたりする時代になっており、「物を持ちすぎないライフスタイル」が豊かとも言われていますね。
そういったライフスタイル目指す方にとって、必要な時に必要な服を保有できることはメリットになってきます。
メリット3.買い物の時間を削減できる
新しい服を買おうと思うと、実店舗に行って試着をしたり、ネットショップでも様々な条件を入れて服を探すことになります。
サブスクサービスを使用すれば、ある程度サービス提供側で服のラインナップがコントロールされているので、その中から選択することが可能です。
多くのアイテムやお店から探す手間を減らすことができるので、時間をかけずにおしゃれがしたい方にとっては嬉しいメリットと言えるでしょう。
ファッション系サブスクのデメリット3点
こちらでは逆にデメリットを3点挙げておきます。これを受け入れても問題なければ、サブスクの利用を検討してみてもよさそうです。
デメリット1.アイテムの選択肢が狭まる
様々なブランドを取り扱っている場合であっても、サブスクサービスで着ることができるアイテムは、店頭などで取り扱っているよりも少なくなると考えられます。
好きなブランドのお目当てのアイテムに限って「サブスク対象外」のようになっていた、ということもあり得るので、満足度が下がる可能性はあります。
また、在庫の関係で人気アイテムは利用ができなくなる、ということも発生するかもしれません。
デメリット2.着たいと思った時に手元にない可能性がある
ファッションアイテムは「アイテムの組み合わせ」によってコーディネートが決まってきます。これは逆に言えば、1アイテムではファッションは成立しないということでもあります。
「あの時に着てたあのアイテムを、この靴と組み合わせたらおしゃれになるのに!」
という時に、手元のアイテムを手放してしまっていた、ということが発生するかも知れません。
この辺りは、製品単体で成立するサブスクとは異なる、ファッションアイテム特有のデメリットになりそうです。
デメリット3.所有はできない(または条件がある)
サブスクサービスなので、メリットで挙げた「服のスペースを取らなくていい」ことがデメリットになる可能性があります。
基本的に着用した服はサービス提供側に返却することになり、保有したい場合は別料金などで支払いをして購入することが必要になってきます。
場合によっては、服にかかる費用が最終的に割高になってしまうこともあるかもしれません。購入したくなるアイテムについては、別途購入を考えておく必要がありそうです。
まとめ
今回は大丸松坂屋のサブスクサービスに関するニュースを通じて、ファション系サブスクのメリット・デメリットを3点ずつご紹介しました。
以上の点をしっかりと認識した上で、実際にサービスを使ってみるか検討してみてはいかがでしょうか。
筆者は実際にサービス開始時にチェックをして、追ってサービス内容をご報告したいと思います。
それでは!