【ファッションとサステナブル】ビームスがリサイクルポリエステルで服を作ってるらしい

こんばんは!スニーカーのリセールバリューの高さに驚いている、そらです。

本日はファッション業界のサステナブル(持続可能)な活動に関するニュース紹介をしていきます。

最近「サステナブル」って色んな所で聞くようになりましたよね。

ファッション業界でも、サステナブルは重要なテーマになっています。

最近はこんな記事も書いており、ファッション業界が抱える環境問題については下の記事も参考にしてみてください。

参考文献↓↓
こどもSDGs(エスディージーズ) なぜSDGsが必要なのかがわかる本
60分でわかる! SDGs 超入門

有名セレクトショップ「ビームス」のサステナブルな取り組み

今回の記事は、セレクトショップのビームスが発表した、環境に優しい素材についてのニュースです。

「久留米絣」を使用したビームスの「カスリ」を際立たせるサステナブル素材「エコペット」の魅力とは?

ビームスのハウスブランド「カスリ(CATHRI)」の2021年春物は、帝人フロンティアのリサイクルポリエステル繊維「エコペット(ECOPET)」を使用したアイテムに注目だ。藍染めの美しいドレッシーなワンピースのほか、コレクション全体の約30%に「エコペット」が織り込まれている。

「久留米絣」を使用したビームスの「カスリ」を際立たせるサステナブル素材「エコペット」の魅力とは?より
「久留米絣」を使用したビームスの「カスリ」を際立たせるサステナブル素材「エコペット」の魅力とは?より

「カスリ(CATHRI)」はビームスのブランドの一つで、重要無形文化財の久留米絣(くるめがすり)を取り入れたファッションアイテムを提案するブランドです。エイジレスで普遍的なリラクシングウエアを日本から世界に発信することをテーマにしています。

一方「エコペット」は、帝人フロンティアを母体とした生地や製品のブランドです。
製造工程で発生したポリエステルくずや、回収された使用済みポリエステル製品、ペットボトル等を、リサイクル技術によって再生し、リサイクルポリエステル繊維、原綿およびそれを使用した生地や製品を生産しています。

1995年に誕生し、今年25周年を迎えた。エコロジーの循環型システムとして、現在まで累計約50万tを生産しており、ペットボトルに換算すると約250億本、Tシャツ約25億枚に相当する。

「久留米絣」を使用したビームスの「カスリ」を際立たせるサステナブル素材「エコペット」の魅力とは?より

どちらの企業も、サステナブルなものづくりを非常に意識しており、互いの理念に理解が生まれた結果のシナジー効果で、今回のような提案が行われたようです。

実際にエコペットは生地としても光沢感のある上質なものになっており、久留米絣との相性もいいとのことです。

サステナブルと、服として上質であることをうまく両立しているいい実例になっていると言えそうです。

実際にカスリのサイトを覗いてみましたが、男女兼用で使えるデザインも多くあり、長く着用できそうなアイテムが多くて素敵でした。

■「カスリ」ポップアップストア
日程:4月14~25日 11:00~20:00
場所:ビームスジャパン1F(東京都新宿区新宿3 -32- 6)

カスリ公式サイトはこちら

服を選ぶ基準に「サステナブルか」が入る時代が来る?

以上、今回はビームスと帝人フロンティアが共同で作り上げた、ブランドの素材にエコ素材を使用することになったという話題を取り上げました!

今回のように、ファッション業界では近年多くの会社で「サステナブルな素材や製品」の開発が進んでいます。

いずれは服選びの基準にも、当たり前のように環境負荷やサステナビリティが含まれてくる時代が来るかもしれません。

その時のために、ファッション業界の動きについて、SDGsやサステナビリティに関するアンテナを立てておくのも重要だと感じました。

またこういったニュースがあれば紹介していきます。

それでは!

サステナビリティのベースになるSDGs関連本はこちら↓↓
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